真工社では普段、めっき加工の量産部品を生産しています。めっきによって素材表面に金属膜を形成させて、「美しく」装飾されたものを作ることが当社の使命です。
ここで言う「美しい装飾」とは、傷やゴミ、くもりや変色などが一切無い「鏡面反射の金属光沢」のことです。
私たちの仕事の品質基準では、上記のような不良要素が一ヵ所でもあれば「不良品= エラー」となってしまいます。それらは廃棄されることとなり世の中に出回ることはありません。
ここで言う「美しい装飾」とは、傷やゴミ、くもりや変色などが一切無い「鏡面反射の金属光沢」のことです。
私たちの仕事の品質基準では、上記のような不良要素が一ヵ所でもあれば「不良品= エラー」となってしまいます。それらは廃棄されることとなり世の中に出回ることはありません。
しかし私たちはそうした「エラー」に対して魅力を感じ「美しい」と感じることがあります。一様に不均質な見た目ですが、一点一点眺めてみると非常に魅力的な姿をしています。あるものは岩肌のように、あるものは地上の風景のように、またあるものは宇宙空間や天体のように金属上の酸化反応にて現れる意匠は一つとして同じものは無く、そうした「偶然」の出会いはとても神秘的です。大量生産の世界では「エラー」として捨てられてしまう存在でも、見方を変え、新たな役割を与えればそれは個性となり、付加価値としての再解釈が出来るのではないでしょうか。
−mystic error は株式会社真工社による取り組みです−